プロフィール
豊来家 板里
(ほうらいや ばんり)
パフォーマー揚野バンリとして活躍する一方、2006年より曲芸師ラッキー幸治の下で伝統芸能・太神楽曲芸の修行を始める。 豊来家一門の曲芸師としても多数の技を極め、心斎橋角座 天満天神繁昌亭などの寄席を中心に出演。海外公演にも力を入れている。
豊来家一門会にて、2016年度 文化庁芸術祭賞 優秀賞受賞
400年以上の歴史をもつ伝統芸能 水戸太神楽の屋号【豊来家】
その屋号を継ぐ太神楽曲芸師 豊来家板里として、日本の伝統芸能を明るく楽しく、お年寄りの方からお子様まで幅広く楽しんで頂ける、太神楽曲芸を展開します。
太神楽曲芸とは
伊勢神宮、熱田神宮等の数多くの神社が発祥で、江戸開府と共に獅子舞を連れて、氏子の家々を廻りお祓いをする風習が生まれました。神様への奉納や氏子への祈祷等が主な内容だった太神楽は、寄席の出現に伴い神事芸能から舞台芸能へと変化し、獅子舞の余興の曲芸が寄席芸能へと発展!江戸時代に太神楽曲芸として始まり、現在に受け継がれている日本の伝統芸能です。今では寄席以外にお正月や結婚式等、おめでたい席でよく演じられています。
豊来家一門 HP
演目
傘の曲
和傘の上で鞠や升を回す、末広がりの縁起の良い曲芸
祗園鞠
大小、二つの鞠と扇子を投げ分ける曲芸
五階茶碗の曲
茶碗を長竿の上に積み上げ、立て分ける曲芸
籠まり
歌舞伎「神楽諷雲井曲毬 どんつく」などにも取り入れられている曲芸
皿回し
棒で皿を回しバランス取る曲芸
一つ鞠の曲
鞠と二本の撥を投げ分ける曲芸
他にも…
・長撥の曲
長い撥一本と短い撥二本を操る曲芸
・水雲井の曲
水の入ったコップを長竿の上に置き
立て分ける曲芸
・寿はしご皿
など、多彩な演目があります。
日本の伝統芸能を英語で!
太神楽曲芸を英語で披露する事もあります